
老後の資金のために不動産なるべく高く売却がしたい(相模原市中央区淵野辺)
物件の状況
・所在 神奈川県相模原市中央区淵野辺 ・最寄り駅からは徒歩で8分 ・敷地面積が約113坪と周辺の平均よりも広い ・接面道路は約6mの公道、角地 ・敷地境界は既存のものが確認済み、 ・ゴミ置き場が対象不動産隣接で設置 ・現状は平屋が建築されている ・地目が農地のため、農地転用の届出が必要
ご相談の経緯
今回のご相談者様は、友人よりご紹介をいただきました。オーナー様のご希望としまして、お引越しを機に”売却”もしくは”賃貸募集”でのお悩みでしたが、今後の市況や天災等も不安だということで、売却をメインに活動することになりました。
不動産の調査
1. 現地確認の実施
ご相談をいただいてからすぐに現地を確認しました。現地はJR横浜線「淵野辺」駅から徒歩8分、幹線道路に近いながらも一本入った住宅街の一角。物件の状況としましては、特段問題はないが、敷地面積が約113坪と周辺の平均よりも規模が大きいため、買い手市場の需要が限られてくるイメージです。その他気になる点をあげるとすれば、ゴミ置き場が敷地と隣接地にあること、ガソリンスタンドが道路向かいにあることくらい。
2. 役所調査の実施
現地確認の後、すぐに役所調査も開始しました。調査の結果、市街化区域に存する、地目が農地の土地でしたので、農地転用の届出が必要以外、特段権利関係にも問題はなく、敷地面積も広いため、分割して販売ができれば市場での需要が見込まれる購入希望者のご検討しやすくといったところです。
3.測量業務
境界標は全て既存のもので確認はできましたので、問題はございませんでした。
4.市場への販売の開始
売却準備が整ったきたところでしたが、オーナー様、企業様との打合せの結果、不動産の性質、売主様の売却条件を考慮すると、一般のお客様への販売が難しく一括で購入いただける、法人様を探す運びとなりました。売却の条件としては、現状のまま、契約不適合責任の免責。地域に強い法人様から大手不動産会社まで数十社お声かけさせていただき、現状のままで、契約不適合責任免責の条件で1番価格条件は良かった不動産業者様への売却が決定致しました。
5. 売買契約の締結と引渡し
無事にご契約を締結することができ、買主の不動産業者様は敷地を分割し、建売事業を行うため契約の条件としまして、確定測量図の交付、農地の転用届けのみオーナー様へご了解いただきました。基本的には、敷地を分割するにあたり隣接地の方々より立ち合いをしていただき、敷地境界に間違いかないか境界の立ち合い確認書の取り交わしが必要となります。今回は既存の境界標もございましたので、スムーズに業務も進み、農地の転用届けも市街化区域であったため特段問題なくお引き渡しをさせていただきました。
担当者からの一言
ご契約からご決済まで約3ヶ月程、トラブルもなくとても、企業様、オーナー様もご満足いただきとても良い取引でした。今後は、建物を解体後、敷地を分割し4棟の売地、建売分譲として新たなオーナーさんへ引き継がれていきます。